キープアウト!
「あたしもさっき口にして気付いたの。好きなんだ…って」

「オレと付き合ってくれるよな?」

「あたしでいいの? 佐伯ならもっといい子―」

続きの言葉は言えなかった。

佐伯の唇があたしの唇に重なったから。

「オマエがいいんだよ。ずっとこうしたかった」

そして。
助手席を倒され、たくさんのキスをされた。

そして、
佐伯はこう言った。

「オレの家来る?」

って…
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