ハツ彼 は、ハーフな年下さん。(完)
話し合い。
私は、おばあちゃんに教えて貰った…カレーうどんを作った。


自分的にも、上手く行った方だ。


時計を見れば、

22時


帰ってくる気配もなく…

連絡さえない。


モルも、私の膝で爆睡中。

私は、バラエティ番組を見ている。

時間が経つのが早い。


睡魔に勝てず

海の寝ているダブルベットにダイブして寝てしまった。



また、


海が坂本さんと

2人仲良く遠くに行ってしまう


そんな夢を見ていた。


これまた、リアルで…


2人の結婚式だった。


みんなに祝福されて…


坂本さんも海も

幸せそうだ。

勿論、翔子さんも2人を祝福していた。



「海…!?

嫌だ!!

私は…」



私は、叫ぶが皆聞こえていない。





目が覚めると、午前4時だった。


海が帰ってきた形跡も無い。


私は、今日帰らなければならない。


帰る前に、少しでも話がしたかった。


遠距離恋愛って…


辛いんだなってつくづく思った。


近くに、居てくれなきゃ寂しくて死んじゃうよ。



自分が…こんな、女々しくなるなんて


笑っちゃうよね。


まぁ、恋愛が初めてだし…

彼氏も初めて出来た訳だし。


何もかも、初めて…


「はぁー…。」


確か、今日も海は仕事の筈だし。

待っても無駄だろうから、


早めに出て、アニメショップでグッズを買ってから帰ろう。

決意して、

ベットから出た。


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