マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3

★下がった肩★ 《Side -Kaede-》

「なぁ、さっさとオレにホレろよ」


「ハァ!?何バカな事言ってんのよ!!誰がホレますかっ!!」


「じゃなきゃチューするぞ」


「ギャアアアアアアッ!絶対ダメェ~~~~!!//////」


ああもう、クソ、カワイイな。


そんなウルウルの瞳で睨まれても、ちっとも怖くない。


逆に赤く染まった頬も手伝って、メチャクチャカワイイ。


そりゃあもう、今すぐ押し倒したい位に……だ。


「いいじゃん、こんなイケメン彼氏に出来るんだから」


「自分で自分の事イケメン言わないでよ!!十六夜君ってナルシストだったの!?」
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