君と、世界の果てで


「ウザい、崇文。

次にそういう余計な気使ったら、殴るから」


「げっ、何コイツ、可愛くねぇ~。

翼さん、コイツのどこが良いの?

やっぱチチ?」


「いや、顔だろ。

翼は面食いだから」


「……どっちかって言ったら……胸」


「三人ともヒドイ!」



深音は膨れてしまったが、俺達は久しぶりにそろって笑った。


やがて深音も、つられて笑顔になった。


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