君と、世界の果てで
第七章
君が、話してくれた秘密を。
俺は、受け止める勇気がなかった。
ごめん。
あの時、君の手を離すのではなかったと。
夢に向かって努力をするふりをして、逃げるのではなかったと。
今でも、後悔している。