Light of hope Ⅰ【完】




眠気と戦いながら、既に部屋へと入った蓮を追う。



「ゆみりんおはよー」



「おはよう」



陽と朔から挨拶され、ある事に気が付く。



「あれ?海斗は?」



「あぁ、寝坊みたいだから大丈夫だよ」



…………寝坊。



「ぶはっ、寝坊っ」



昨日……いや、今日言った通りになり、思わず噴出してしまった。



「え、ゆみりん大丈夫?笑えるところなかったよ?」



「大丈夫?」



「………」



陽と朔は心配してくれたが、蓮は馬鹿にしたようにこちらを見て鼻で笑ってくる。





< 230 / 520 >

この作品をシェア

pagetop