君と本気のラブゲーム

+それでも、好き









「岬!」




樫野くんが、慌てたように私の名前を呼ぶ声は聞こえていた。




でも。




立ち止まるなんて、できなかった。








ごめんね。




何度も、心の中で、叫んだ。






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