One sword


カイ「…見つかんないな…」


ハヤト「そうだな...」

??「おい!!」

カイ「あ?」

??「てめぇら鍵持ってるだろ?」

ハヤト「もってるけどなんだよ!」

??「よこせっ!」

ガバッ

リツカ「!?なにすんのよ!はなしてよ!」

??「俺には鍵が必要なんだよ!」

ハヤト「てめぇ!」

??「おっと!近付くなよ…近付いたらぶっとばすぞ!」

カイ「…っく…」

ハヤト「くそ…」

リツカ「はなしてっ!」

??「へへ…鍵どこだ?」

(…どう動こうか…)

??「あれ?どこに隠してるんだ?」

リツカ(…武器さえ使えれば…)
ゴソゴソ

??「なに怪しいことしてるんだよ!」
 
リツカ「!?」

??「死にたいのか?あぁ?」

カイ(いまだ!)

ヒュッ

??「ぐがっ!」

リツカ「よし!キモいんだよ!」
ドゴッ

??「ぐふっ…」

ハヤト「死んどけ!」
バゴッ

??「ぐぁっ…!」

カイ「あ、そうだ。お前ドアの場所知ってるか?」

??「誰が言うかよ!」

ハヤト「そうか…なら死ね!」
ズゴッ

??「いてぇ!言うから!殴るのやめて!」


カイ「なんだこいつ…
早く案内しろ」


??「わかりました…」



…………………………………


ハヤト「おいまだか?」

??「もう少しだよ…」

??「ほら着いた。」

(この木でかいな…)


リツカ「そう。ドアはどこなの?  このでかい木しかないけど?」

???「木に鍵をさすんだよ……」

ハヤト「こうか?」

ズブっ

ハヤト「おおっ!!」

ガチャン

《ハヤトさんを確認しました。
ハヤトさんのみ入ってください。》

ハヤト「だってよ。んじゃ、いくわ!」

カイ「おう!」

リツカ「次。私いいかしら?」

カイ「ああ。」

??「いまだ!」

リツカ「今度こそ……しねっ!!!」

リツカは回し蹴りを放った!

??「ぐへあっ!」

リツカ「ふん!」
《リツカさんを確認しました。
リツカさんのみ入ってください。》

リツカ「じゃねー♪」

カイ「俺の番…」

ガチャン
《カイさんを確認しました。
カイさんのみ入ってください》

(よし……)







< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop