理由なんてない
第1章
私のまえに、いきなり現れた。
私と同い年くらいの男の子。
整った顔をした、男の子。
身長も175センチくらい。
そんな男の子は、私に言った。
これからはずっと一緒だって。


お母さんは、私を産んで死んでしまった。
お父さんはどこかに行ってしまった。
私はおばあちゃんに育ててもらってた。
でも。
そのおばあちゃんも、死んでしまった。
私はこの世界で1人になった。

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