さくら**アナザーストーリー**地味子3
子供たちの反乱

額に手を置き、天井を見る一人

「そーゆーことかー」

私は満面の笑みで

「はい、そーゆーことです。でっ、引き受けてくれますか?」

クスッと笑い

「さくちゃん、なかなか商才あるねーんー商才じゃなくて

ずる賢いねー」

クスクス

「靖典が、至急使える人材って、言ったので・・・・

一人しか思いつきませんでしたよ・・・一条家の家族で!」

ため息をつきながら

「・・・家族かーそれは、仕方ないかなぁ・・・

専務ーどうしましょうか?」

こちらも、眉間にしわを寄せ

「・・・桜が、俺の意見を聞いて、一秒で思いついたんだ

止められなかった・・・気づいた時には、電話してたんだ」

ウフフ

「専務、じゃー昨日から知っていたんですか?

先に教えてくださいよー」

そんなの・・・無理・・・私が脅したから・・クス

「・・・桜に脅された・・・こいつ、昔からおどおどしてるのに

頭の切れは最高なんだよ・・・」

逃げ道はないのよ

「・・・ちなみに、「言わん」」

ここでダメ押し

「仕事のことは、靖典がなんとかしてくれますよ

なんといっても、優秀な社員をたくさん抱えた

天下の藤宮ですもの!」

うなだれる 二人 勝利ありましたね クス
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