いったいどんな顔をして社長に会ったらいいんだろう……。

週が明けての月曜日。



「はぁ……」



数えきれないほどついたため息に終わりは見えない。一向に出口が見えない中、重い脚を引きずるようにして改札を出、青天目ビルヂングへと向かう。

今朝の空は私の心同様、すっきりしないくもり空だ。


結局あの後、ホテルのチェックアウトの時間ぎりぎりまで待っていたけれど、社長は戻ってこなかった。

戻ってくると信じていたわけではないけれど、何かしら説明くらいあるんじゃないかと思っていたわけで……。


例えばそう……

アレはいわゆる大人の関係、ワンナイトラブに過ぎず、次はない。
よってきれいに忘れなさい、とかね。

何か言われるんじゃないかって思っていた。



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意地悪  溺愛  上司  地味OL  不器用  じれじれ  オフィスラブ  青天目ビル 

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