【 腐りかけのteenager  】
私は扉の方へ駆け寄った。



鍵―



それは紛れもなく、さっきのケチ男が持っていた屋上の鍵だった。

私はさっそく、鍵をポケットに入れた。

ラッキィ~♪



午後の授業が終わると、私はダッシュで帰った。

「マキ!」

「ゴメン!小太ちゃん!今日急ぎ!!」

そう言い、私は小太ちゃんの声に見向きもせず、電車に直行した。

もちろん行く場所は、鍵屋さん♪


「すみませーん。合鍵作ってください!」

そう言い、私は鍵が出来るまで30分その場で待った。

鼻の下にちょび髭があるおじさんが、ニタニタしながら話しかけてきた。

「彼氏に渡すのかぃ?」

気持ち悪~っ!!━(lll´Д`)━(lll´Д`)━!!

今の日本にはエロジジィしか存在していないのかと言うくらい、変なオヤジに良く出会う・・・と思った。
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