《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
「桃の声ってマジで可愛い~っ」
和也は私の右頬に優しく手を掛けて、後ろに振り向かせた。


今にも本当にとけちゃいそうな甘い二つ瞳が見つめている。



私たちは湯気で濡れたように潤う唇でキスを交わす。


腰元にあたる固いモノ。


これって和也のーーー・・・

思わず、頬を紅く染めてしまう。



「ヤバイ…」


和也はまいったように視線を泡の中に落とした。



「お風呂の中はヤだよ!」

「でも、桃だってわかってんだろっ?」


「それは…」


「お願い…桃」
和也の手は私の内腿を撫で始めた。



「もおっ!?」
私は抵抗して、後ろを振り返って彼の暴挙に抗議した。



でも、私の抵抗は虚しく、バスルームで姫始め…///




END
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