セックスフレンド
7【ひび】
仕事帰り、ミカちゃんの住むアパートに寄った。

あたしたちは、テーブルを挟んで向かい合って座った。

温かい紅茶にクッキー。
とても、手をつける気分ではない。

既に、あたしとミカちゃんの間には、ただならぬ空気が流れていたから。

「瑞希くんとは、いつから会ってたの?」

「2ヶ月前から」

「2ヶ月前…」

「ミカちゃんが、飲みに誘ってくれて、何人かで飲んだことあったよね?」

「覚えてるよ。あの時、テツが瑞希くんを連れて来てたもんね」

「…その後、カラオケに行ったのは覚えてる?」

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