とある土曜日の夕刻、直樹と美穂の二人は、ここお台場で、目前に広がる広大な夜景をただ静かに眺めていた。


休日をめいっぱい使ったデートの最後の締め括り、この場所は、これから互いに帰路を目指す二人にとって、寂しさを紛らわすにはちょうど良い場所だった。


12月特有の凍えるような冷たい風が、時折二人に吹き付けるが、しかしそんな状況は、この二人には全く関係ないようだった。

冷たくなった手で互いに暖を取り合い、頬を寄せ合い、身を寄せ合い、むしろこんな状況でさえも、二人は恋を育む材料にしてしまえるようにも見えた。



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