わたしの居場所
冷静なもうひとりのわたしが呟く。

死ぬつもりなら…

そのまま、おとなしくしてなさい。


女性の両手が、わたしの身体に巻き付く。

もう逃げれない。
わたしの体から力が抜けていく。

これでいいんだ。

一瞬、両親のことが頭を過ぎった。

わたしが死んだら…
2人ともさすがに泣くのかな。

だったらやっぱり嬉しいよ。

わたしの中では、

もう死んでからのことに頭がいってた。

だけど…

女性の体はわたしを抑えてから、

動かないまま。


えっ、もしかして…

これは抱きしめている?

わたし…

死なないの?
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