舞う美少女【完】

守る

「あたしはあなたたちとは一緒にいら
れないの」


「なんでだよ」


黒髪男が言った


「あたしは…親友を殺したも同然なの
あたしのストーカーに親友は殺された
だから、あたしと一緒にいたら、命は
ないのよ!?」


何あたしは初対面のやつらにベラベラ
しゃべってんの?


でも、口は止まらない


「それから、あたしは剣術師になって
夜も朝も昼もあたしの目が届く範囲の
人たちは助けたけど…
もう、あたしのせいで人の命を奪いたくない!」


泣いてた


いつの間にか


泣いてたんだ


「…なら…」


森山香織が言った


「あたしたちを守ってよ!」


泣いてた


彼女も…


「一緒にいればいいじゃないの
仲良くしてても、あなたが守ってくれ
れば、仲良くしてもいいじゃない
何人も助けたんでしょ?」
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