初恋*learning!!!
◇持つべきものは



「うーん…」




午前7時。

カーテンから射し込む朝日が閉じた目に直撃して、眩しさに身をよじった。





ピピピピピ!





「うぅ~、今起きるってばぁ…」




ガシャン!




目覚まし時計のアラームをバシバシ叩いて止めたら、時計が床に落ちて電池が外れてきた。




「ふぁあ…あと5分…」




「ちょっと莉緒!早く起きなさいっ遅刻するわよ」





急にドアが開いて、部屋に入ってきたのは…





「ふぇ…お母さん…?…えっ!!なんでいるの?!仕事は?」





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