隣のマネージャーさん。

過去と夢、そして今



『うわぁあーん!!』


懐かしい夢。


『悠くん、泣かないでよ、悠くんってば……』

『おと、うさ…おかあ、さ……』

悠くんはずっと泣いてて、あたしも泣いてて。

お爺ちゃんが優しく抱き締めてくれた。


『大丈夫、悠と結愛にはじいちゃんがいるからな。今は、たくさん泣いたらいい。』


お爺ちゃんはそう言いながら、お父さんとお母さんの形見でもあるバスケットボールをあたしと悠くんにくれた。


あたしと悠くんにとって、バスケを始めたきっかけで、宝物のボールを。




< 71 / 371 >

この作品をシェア

pagetop