俺は使用人、君は姫。

悩み

数分後、王宮内のとある部屋。


「どぉしたらいいんだ俺っ。なぁ、香蓮っ!!」


「まさか、一日も経たずに話すことになるとは…。」


混乱した俺は、即、香蓮に相談しに来ていた。


「まず聞きたいんだが、姫はどうしてきたんだ?」


「少し、考えさせてくれ。と言ってきた。」


「ん、まぁそれは良しだな。」


両想いとか。

どうすればいいのだろうか。

禁断だってのに。


「確認のために聞くぞ。好きなんだよな?」


「好きだ。」


「6歳も下の女の子が?」


「…好きだ。」


「分かった。」


「本当かっ?」


「ロリコンだな。」


「………。」


あぁ…そうなのか。

そうか、俺ロリコンなのか。


「えっ。おい、そんなに落ち込むな!冗談だから!真面目に考えるから!!」


「あぁ…よろしくたのむ。」


はぁ…。
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