あるところに


あるカフェがある


カフェの奥には


秘密の扉


選ばれた客には


鍵が渡される


そのカフェは魔法使いと魔女がいる


案内人は魔法の黒猫


さぁ、扉を開けて…。


扉の向こうは異国の旗が揺れていた。


異世界…。


「迎えに来たよ。僕の女王様…。」




蜂蜜色の瞳が…。



甘くて…。



私は…鍵を手にした。





葉山夢叶(ハヤマユカ)

異世界の「鍵の乙女」

「なんで私なの?!」


アルト
魔法使い、執事、ウェイター…?蜂蜜色の瞳…。


「言ってもしょうがない…。君は選ばれたから。」




ジジークハルト…。
「お前様の香りは本物…。偽りはない。」




黒猫…。真の姿は…。




きらびやかな異世界の王国には…。




鍵を巡る争いがあった…。




異世界ファンタジー解禁…。




鍵よ…。
行く道を示せ。





「青薔薇と鍵が示すは汝の行く道なり…。それは…。」





古文書の重なる鍵の秘密は…。