視線の端には
★意地悪だけど・・・★
次の日。

いつものように
るきと一緒に登校した。

昨日の事はまったく気にしていない様子。
そんなるきを見て不機嫌になる。

しばらくすると、
『おい、いつまでそんなふくれっつらしてんだよ。昨日の事気にしてんの?』
「・・・・」
『悪かった・・・』
そう言ってるきは私の頭をなでた。
そっと隣を見た。
そこには、困った顔のでも、かっこいいるきのドアップ顔。
すぐ目をそらす。

「もういいよ。」
『ふっ』
「なんで笑うの!?」
『いや。かわいいなって思って』
「なななに言って。」
『冗談。また顔赤くなってるっ』
「こら~!!!!!」
追いかけっこをするように走り回った。
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