うたた寝から覚めて、ガバッと身体を起こした。
思わず辺りを見回して、ホッとする。


良かった。
寝過ぎたわけじゃないみたい。


窓から射し込む朝日は、さっきより少し明るくなっただけ。
私はデスクに突っ伏したままだし、郡司さんはベッドで眠っている。


音を立てないように立ち上がって、腰に手を当てて胸を反らした。
身体を伸ばすと気持ち良くて、痛みを感じる。


凝った身体に顔をしかめながら郡司さんに歩み寄って、穏やかな寝顔に手を伸ばした。


額に触れて、熱を確かめる。
まだ熱いけど、びっくりするほどの高熱ってことはないだろう。


朝ご飯を食べて薬を飲んで、週末は外出禁止。
後は大人なんだし、一人でも大丈夫だよね。


もう一度身体を伸ばしながら、さっきまで使っていたパソコンを見下ろす。


途中で終えた仕事が少し気になったけれど。
スクリーンセーバーがかかってて、パスワードがわからないから起動出来ない。

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