別れ道での約束
夏の終わりの告白
4人でプール行った後、2人で一度だけプールに行った。


同じように楽しく流れた。
もしかしたら、関係が変わるかもと密かに期待をしたけれど、何も変わらなかった。


その後の夏休み、私たちはたまに部活の時間が同じ時だけ一緒に帰った。


今日も一緒に帰る予定になっていた。


バスケ部は1時間早く終わっていたけど、大智は自主練習しながら私を待っていてくれた。


大智が待っているから、私は急いだ。


体育館のドアが開いていて、ドリブルシュートをする大智の姿がすぐ見えた。


「かっこいい…」

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