私とあの人がこの図書館で出会って何年経つだろう。

当時、私は人間関係で疲れ果て、心を病んでいた。

人の心というものに
深い疑念と、でも僅かに捨てられない希望の狭間で、苦しみもがいていた。

私は暗闇から這い出ようと光を探していた。

良いといわれるものは何でも試した。

食事、音楽、陽の光、そして……本。

私は、新たな本を探すためにこの図書館を訪れた。

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TABOO  図書館  抱擁  秘密  永遠  純文学 

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