人貸し屋 外伝



ドクターが席を立つ



「では、途中までお送りします」



主様が同時に席を立つ



「じゃあ俺もついていくー」



俺も席を立とうとすると・・・



「お前はいいよ。

 送りなんて1人で十分だ

 じゃあな、また来るよ」



だるそうに手を振る

ドクターに俺も小さく手を振った



「・・・アイツ・・・・・・」



夜が横で小さく呟く



「何?何かあるの?」



「・・・・・・チッ」



夜に聞いても

夜は小さく舌打ちをして出て行った



俺は何もわからずに

自分の部屋へと帰った
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