不思議なアノコ.・*

side:陸


************

ピピピピピピピピピ…


「…ん…。」


もぅ朝か…。

前まではそりゃもぅ朝が苦手で、ムリしてでも早起きして…


でも、今は違う。


だって、



「相変わらず早いな、椎奈。」

「えへへ。 おはよぉ、陸。」


「…はよ。」



今までよりももっと大好きな
コイツに会えるんだから。


「雀サン達も陸にあいさつして??」


「いや、俺からしに行く。」


「え?? …しに行くッて??」


「椎奈ちょっとよけてて。」


そして、椎奈が横に避けたあと、俺は椎奈のいるベランダに飛び移った。


「よッと…。」


「り…陸!?
大丈夫…??」


「あぁ。 んで、おはよう雀サン達。」


チチッと、雀達は返事してくれてるみたいだった。


「椎奈、こっち来て。」


「ん…??」


そう言うと、俺は椎奈を抱きよせ、キスをした。


「ん…ッ!! なッ…//」


「おはようのキス。
毎朝するつもりだから、忘れんなよ。」


「は…はぃ…//」

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