「priceless」。
恋と気づくまでの道程。
はるに出逢ったのは、10月4日。
友達と行ったホストクラブにはるはいた。はるはわたしの苦手なタイプで、その時わたしには彼氏がいたし、ハマるはずも、もちろん恋なんてするなんて思いもよらなかった。

けど、わたしは、恋をした。ホストのはるに恋をした。

「理由???」

「なぜ???」


それは、わたしにも解らない。


はると出逢って1ヶ月後、初めてはるがわたしの名前を呼んでくれた。

沖縄の海。携帯電話を通じて波の音が聞こえた。穏やかで、静かに、自分の心が同じように穏やかになり、静かになっていったのが自分でも解った。

X'mas はるの車のダッシュボードからプレゼントが・・・


単純かも知れない、馬鹿だと思われるかも知れない。でもさ、案外人に馬鹿にされることが人はできないんぢゃないかな?本当はみんな人に馬鹿にされることがしてみたくて、けど、何か置いて行かれそうでこわくて今一歩勇気が出せないんぢゃないのかな。

けど、わたしは馬鹿にされようと、相手がホストだろうと勇気を出して馬鹿になろうと思った。人を好きになって、恋をして、愛して、全てはそこから始まる気がする。

だから、こわがらずホストに恋を思う存分してみたいと思います。


これが、わたしの恋の始まりです。
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