あなたの瞳に映るのは。

▼ side : 美桜



▼ side : 美桜


「今日は翔佑んとこ寄るから…

先、寝てて。」



朝、勇一さんは家を出るとき、そう言った。



「はい…、分かりました。

いってらっしゃい。」


「いってきます。」



いつも笑顔でそう返してくれた。


たったこれだけで…


胸がこんなにも温かくなるなんて、

私は今まで知らなかった……





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