真夏の夜

溢れる思い





城田君は格好良くて・・・優しくて・・・




私にはもったいない・・・でも誰にもあげたくない



嫌だよ・・・そんなの



「山田君も変わってない」



「うん、増々格好良くなってる」



「本当に好きなんだね」



「何よ?悪い?」



「ううん・・・」



その時、試合が終わった様だった



「あ、終わったみたい」



城田君は私の所に向かって来た




着ているTシャツを胸の所でパタパタしながら



私の所に来たら・・・バレちゃうよ




あ・・・タオル・・・



私はタオルを持ってこようと自分の鞄の中を探した




「いいよ、俺、タオル持ってきてるから、取って」



汗をかいてる城田君は色っぽくてドキドキする



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