六時半にセットしておいた携帯のアラームが鳴った。
まどろみの中、布団から手を伸ばし枕元の携帯を掴みボタンを押した。

大きな欠伸をし、身体を起こして寝癖の付いた髪の毛を手櫛で直す。


ゆっくりとベッドから降り、キッチンに行き冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出しゴクリと飲み身体と脳内を目覚めさせる。


朝はきちんと食べる派だ。
ご飯にインスタントのみそ汁、目玉焼きに適当に千切ったレタスとミニトマトに市販のヨーグルト。
これが今日の朝食だ。

やっぱり朝ご飯を抜くと力が出ない。
学生の時なんて四時間目あたりからグゥとお腹が鳴って恥ずかしい思いをした。
たまにお腹が鳴りそうになったら椅子をわざと動かして誤魔化したりすることもあったりして。


着替えて丁寧にメイクをし、セミロングの髪をハーフアップに纏め全身を鏡でチェックし玄関のドアを開けた。




最寄りの駅から電車に乗る。
十五分ほど電車に揺られ、駅から歩いて十分のところにある会社についた。


総合商社のHYM商事に勤めている。

各地に事業所があり、八階建てのこの目の前の会社が本社ビルになる。
あたしはその本社で受付をしている。

この作品のキーワード
同級生  幼馴染み  ピュア  意地っ張り  不器用  一途  オフィスラブ  鈍感  純愛 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。