にゃーん!

「―…ぉ…り…ぉ…璃桜…璃桜!!」

「いやぁ!」


心配する沖田の声が聞こえ、ガバッと布団から起き上がった璃桜

ガタガタ震える璃桜の顔は真っ青で汗がびっしょりだった


「璃桜?大丈夫?凄いうなされてたけど…」


沖田がそう言いながら璃桜の肩に手を乗せようとした


『化け物!!』

「いやっ!」


あとちょっとで肩に触れるところだった沖田の手
でもその手は璃桜によってパシッと叩かれた


「あ…お、沖田…」

「璃桜…?」

「あ…ごめん…」


璃桜はそういうとフラフラする体で外へでようと襖を開けた


「璃桜」

「土方…」


襖を開けると土方が立っていた


「ちょっと来い」



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