「外から見てるのと、中にいるのとでは全然違うけどな。」
そう言って、私の顔を見ていきなり私の鼻をつまんだ。

「しかし、お前は面白いなー。葉っぱに生命力ね。そんなこというやつ初めてかも。」
心底楽しそうに私の鼻をつまみながらアイツが笑った。

「やーめーてーーー!」
私が赤い顔をしてワタワタと慌てて抗議をする姿をみてアイツは満足そうに笑った。

「さーて。飲みなおすかー!」
アイツはそう言って私のバックを人質に繁華街へと長い脚を進めた。

私は赤い顔をアルコールのせいにしながら、アイツの後を小走りでついていった。

初夏の夜の優しい風が火照る頬を気持ちよくなでていった。