狂幻ノ夜
始まりの夜
弌 幻紫の郷


?「憧幸様、ご準備が調いました。」



憧幸「ありがとう。塵三獅。」





朝暮霊 憧幸
(あさぐれ しょうこう)




湯野李下 塵三獅
(ゆのりか ちりみし)
※注意※ 女





憧幸「祭りの始まりだ。」




塵三獅「はい。」







今日は、500年に一度の祭りだ。

幻紫の郷の長の私が出るのは当たり前。

塵三獅は、祭りの準備を手伝ってくれた

私の弟子だ。




幻紫の郷
(げんしのさと)

妖が住む郷。500年に一度の祭りで

人間の郷と繋がると言い伝えられてきた。





憧幸「さぁ行くぞ。塵三獅。妖祭りの始まりだ!!」




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