1、もしもが叶うなら


 叶わない願いを持っている。

 1、愛読書、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」で、永眠の為最後話が途切れているのを、完結してほしい。おまさちゃんが何て言ったのかがマジで知りたい。
 改定前の最後のページは、『おまさは言った「 』で終わってるんだぜ!?
 「 の次くらい書いてから倒れてよ~池波さーん!!でした。あれほど不完全燃焼だったことはない。なお、改訂版ではその一文そのものが削られてましたけど。


 2、父方の祖父母に会ってみたかった。

 うちの父は孤児で、多くの日本人が生まれながらに持っているもの全てを自力で手に入れてきた人だ。その父の両親に一度会ってみたかった。死んだら会いたい人のリストの上位に彼らはいる。
 まあ、あなた達が早死にして親父が苦労したお陰で我が家の自立教育は素晴らしくなったのだとわかってますけどね。実家の家訓はこれ「いつ一人になっても生き残れる人間へ」。今では我が家の家訓になっている。チビ達には、いつ私や相方が死んでもしぶとく生き残っていってほしい。

 3、一粒2000円のウィスキーボンボンを食べたい。

 その宝石のようなチョコレートを、私が禁酒中だという理由で、相方に食べられた。食べ物の恨み、忘れないぞ。末代まで語り続けてやるからな・・・。


 普通にしてれば、案外お願い事ってないもんだ。だけどこの3つはずっと残るはず。

 私が自分の作品を、一つ書き出すと次の作品には手を出さないのは、池波正太郎さんのこれが結構影響している。たかがタダで読めるネット小説だとは言え、楽しみにしてくださる方がいる限りは、完結まで辿り着きたい。それまでに死ぬようなことがあったら中途のものがたくさんなんて嫌だ。

 だから今、更新を楽しみにしている方の作品も、どうか終わってくれますように、と毎日お祈りだぜ。

 書き手の皆様、どうぞ宜しく。