運命だと初めて信じた恋。
第2章

新しい恋

-1ヶ月後

私は、楽しい毎日を送っていて、
あの人の事をすっかり忘れていた。

「美由紀、私ね?好きな人できちゃった…」
「え?ホント?誰っ?」
「内緒だよ?…竜也」
「まぁ薄々気付いてたよ」

私と美由紀はいつも男子三人と一緒にいた。
私はその中の1人の竜也を好きになった。

「沙夜加、告りな!」
「いやいやいや、無理っ!ハズいし、まず振られるじゃん!」
「そんなこと無いって!美由紀はなんでかわからんけど、二人は付き合える気がする!」
「でも…じゃあ美由紀が言ってくれん?」
「いいけど、その代わり、沙夜加は隣にいなよ?」
「うん…」
「絶対に逃げちゃだめ!わかった?」
「わかった…」

私はいきなりだけど、次の授業が終わってから
竜也に告白することになった。

「沙夜加、隣のクラス今から体育って!早く行くよ!」

私たちは授業が終わり、廊下に向かった。

そして竜也が体操服で教室から出てきた。


「竜也っ!ちょっと待って!」

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