君と私のはじめての恋
ルキに恋をした日
奈々の熱が下がり3日ぶりに登校してきた。
「奈々ぁ~熱はもう大丈夫なの?」
「うん。もう平気だよ^^心配かけてごめんね…。」
「そっか。よかった~」

あたしはここで奈々にルキのことを言うべきなのか考えた。
その結果……
「奈々。あたし好きな人が出来たかも。」
「……えっ!!だれだれ?同じ学年?」
「うん。たぶん…」
「名前は?なんていうの?」
「確か中岡ルキって言ってた。」
「うそ。まじで?」
奈々の声は小さくなった…
「奈々…知り合い?」
「ううん。違うけど、もしかしてミサ…ルキのこと知らないの?」
「うん。知らないよ。それがどうかした?」
「うそありえない…この学校で中岡のこと知らない人って居るんだね…」
「ルキって有名なの?」
「ミサ~あんたホントに知らないんだね…
中岡はこの学校で最もイケメンな人って人気だよ。
それと、喧嘩が強い不良って有名なの…」
「へぇ~。そうなんだ」
ルキって有名なんだ…
喧嘩は嫌いだけどね…
「ミサ…あんたすごいよ」
「えっなんで?」
「中岡は、女に自分から話したりしないんだよ。」
「そうなんだぁ~」
「ミサはホントに中岡が好きなの?
中岡を好きなったこと後悔しない?」
「もちろんだよ!あたしはそんなことで後悔なんてしないよ。
あたしはルキが大好き。」


あたしは奈々にルキを本気で好きなんだと宣言した。
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