あなたに会えたこと…。
新しいSchool★LIFE
中２のクラス替え…
これが私の中学校生活最後のクラス替え！！やっぱメンツゎほんとに重要だとおもう！
だって最後なんだもん。
佐伯、佐伯…あ！あったぁー☆
私、佐伯麗ーさえき うら
今日から中２だぜぇー！！
クラスは…
203組みだね！！
とりあえずクラスに行くかー。
期待を胸に膨らませ教室に入ると…！！？
『あ！麗じゃん！！一緒だね☆』
「李夢ーりむと同じクラス！？やったー！！！！よろしくね」
『楽しみだね☆あと他にもテニス部2人いるょ！確か…夏胡と梓だったと思う…ほら！来た』
寺堂李夢ーじどう りむは私の親友、同じテニス部に所属しているんだ。李夢は面白くて頭も良くて…ほんと憧れるゎー。
『なにぼけぃーとしてんだょ！』
と言う梓の言葉と共に頭に痛みが走った。
「痛いゎ！頭は辞めんかい！！ますます馬鹿になったらどうするんだょ！」自分で馬鹿宣言しちゃったじゃんかょー（涙）
『うちは麗が頭よくなるように叩いてあげたんだから感謝しなさい！』
「次はうちの番ね！あ！梓にやったらはげちゃうか（爆笑）」
『それは禁句ー！！梓がきれるぞ！』
『夏胡の言うとおり！うちがきれる五秒前！！！！』
「ごめんなさーーーーい（大汗）」梓怖いし…きれる前に逃げなくちゃ！！
「逃げるが勝ち☆」
『あ！ずりぃーぞ！待て！麗。今度はうちの番だ！！！』
「やだょーだ（笑）』
鈴峰梓ーすずみね あずさとは小学校から一緒。すごくざばざばしていてスーポーツ大好きっ子って感じ！うちの言いたいことわかるでしょ？
うちもあんま人のことは言えないんだけどさ（苦笑）
そして梓といつもいるのは布留夏胡ーふる かこ。テンション高くてちょっとうるさいんじゃない？って思う。あんま言いたくないけどこの子はほんと不思議で困るんだな（苦笑）
『あ！麗が逃げた！』
『まじで！？それ本当！？って李夢も逃げんじゃねーし…待ってや！！！！』
ドンっ！！
痛っ！
私は彼とぶつかってしまった、
私の…好きな人。
『わりぃ。大丈夫か？』
「ん…だ…だい…大丈夫大丈夫！うちの頭は無敵なんだからっ！」
舞い上がって噛んじゃったし、ほんとやだ（涙）帰りたい…ってか消えたいょ。
『そうか…なら良かったけど。無茶はすんなよ！』
「うん…ありがと…』
ん？
あれ？
あれれれれれれ？？？？
えっ！？えーー！！！！！！？
「大地…そこ3組みだけど…」
『それが？俺だって3組みだけど（笑）』
うっうそー♪ゆめみたーい^ ^
彼…秋高大地は梓と同じく小学校から一緒。
大地のことは元々気になってたけど中学校になってから好きってわかった。サッカー部に所属していて期待のエース
そのルックスも良くて女の子たちからは絶大の人気。
入学から今まで7回告られてるっていう噂…
ライバル多すぎだょ…ってことはうちの見る目がいいってことかな？…
基本私はポジティブに生きてるんで嫌なこともいいことに考えるようにしていまーす^ ^
部活動終了！
今日も疲れたー
ここ大極中のテニス部はまあまあ普通のレベルだと思う。
一応県大会ではトップクラスだし、でも東北大会では全く勝てない。まだまだこれからだょね！
目指すは全中！頑張らなくっちゃ！！！！
私は小学校3年生からお母さんの勧めでテニスをはじめた。
お母さんはここ、大極中の元キャプテンで私の一つの目標
それはお母さんと同じトロフィーに自分の名前を刻むこと…
絶対達成するんだから！！！
「ただいまー」
『おかえり！今日はどうだった？』
「んー特に変わりはないかな…あ！そういえば今週八乙女のコートで練習試合するらしいよ。」
『相手は…やっぱり？』
「そ！群市の中学校…はぁーなんでいっつも同じ学校となの！？いつでも大会で戦えるじゃん！」
『だよねー、明日お母さんは仕事だから行けないけど…』
「大丈夫大丈夫！ただの練習試合だし」
お母さんこと佐伯美佳は大極中のテニス部に所属していた。お母さんはそこまですごい選手じゃないんだけど群市での新人戦優勝にはびっくりした…。
そしてこのちっこいやつ…今日も生意気だ…『ねっちゃん！』
おねぇーちゃん＝ねっちゃん
どんだけ短縮してんのよ…（笑）
まずこのチビはうちのことお姉ちゃんだと思ってないからさ…はぁ…周りからは妹がお姉ちゃんみたいって言われるんですけど…何かの間違いじゃなくて！！？
『ねぇーこれ捨てといて…』
「はい…」
まったく逆らえない…
ほんとに恐ろしい奴だ（涙）
この生意気なチビは私の妹、佐伯凛ーさえきりん。
認めたくないけどしっかりとした顔立ち、大きなくりくりの目、細い体、綺麗なさらさらのロングヘア、スポーツ万能だし頭もいいし、テニスだって…（涙）
お父さんとお母さんのいいとこだけ全部凛が持っていきやがって！
はぁ…私に残ったのは…
いいもん、いいもん！！
いつか絶対凛よりかっこいい彼氏連れてくるんだから！
