[恋獄 ~ 白き背徳の鎖 ~]

~ 月杜 雪也 編 ~


藤堂花澄(25)はとある商社に勤めるOL。

とあるクリスマスイブ。
彼女は元婚約者で御曹司の
月杜雪也と7年ぶりに偶然再会する。

しかし7年の年月は、二人の身分も立場も
全く違うものに変えてしまった。
一流企業の専務になった彼と、
小さな商社に勤める自分。
花澄は戸惑い身を引こうとするが……。

「……俺はもう引き下がらない。
鎖に縛ってても、君を繋ぎとめておく」

過去の傷に向き合う二人。
二人が辿りつくのは背徳の未来か、
それとも……?


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!!ご注意!!

本作は
「恋獄 ~ 囚われの花 ~」(完)(ID:844725)
の続きとなります。
登場人物の関係を掴みたい方は↑からどうぞ。

なお、環編のネタバレが一部含まれます。
未読の方はご注意ください。

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※登場人物※

[藤堂 花澄](25)
新宿の小さな商社に勤めるOL。
旧家筋のお嬢様だったが7年前に没落。
元恋人・相沢環のことがまだ忘れられずにいる。

[月杜 雪也](25)
花澄の幼馴染にして、元婚約者。
旧華族の家系に生まれた生粋の御曹司。
現在は東洋合繊の専務取締役。
優しく真っ直ぐな心根の持ち主。

[相沢 環](25)
花澄とともに育った乳兄妹にして、
花澄の元恋人。
7年前に花澄が裏切る形で別れてしまった。
7年前に香港に向かった後、消息不明となっている。

この作品のキーワード
婚約者  幼馴染  大人  政略結婚  嫉妬  独占欲  男目線  御曹司  再会  禁断