貴方を愛した
約束
あたし「ねえ!」

雅樹「ん?」

あたし「二人で なんの話ししてたの?

40分も!」

雅樹「別に

それより…」

あたし「それより?」

雅樹「…」

あたし「何?」

雅樹「なんで 七瀬先生が

婚約者だって言わなかったんだ?

ここの病院 俺の就職先なんだけど…」

あたし「ウッそ?」

雅樹「何が?」

あたし「だって雅樹…

車の話ししかしてくんないから…

てっきり そっち方面かと思ってた…」

雅樹「なんで 彼女と学校の話すんの?

仕事の話も…

楽しい時間を過ごすモンでしょ?

普通。普通。」

あたし「じゃあ 雅樹は?

何になるの?

この病院ってことは…」

雅樹「結羽奈?

俺の質問に答えてないよ?」

あたし「え?

何だっけ?」

雅樹がお腹をかかえて

体をふるわせる

あたし「雅樹?

お~い! ねえ? どうしたの?」




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