私の太陽はキミ
★第一章★

私の居場所

「ねー空、今日合コン行くんだけど行く?」

「えーマジ?行く行く!イケメン用意しといてよね」

「わかってるって!任せなさい!」


私、結城 空。高校2年生。

そして今話してた友達が村上 綾乃。

私の親友だ。

私は普通のどこにでもいる女子高生。

学校生活も充実した生活をおくっている。

ただ……家に帰るのが嫌なだけ。
家に帰ってもどこにも居場所がない。

私の両親はお父さんは血が繋がってるけどお母さんは血が繋がってない。

私の本当のお母さんは私の小さいころに亡くなった。
お母さんのいない私はお母さんの愛というものを知らない。

だからお父さんがここまで大切に育てた。
でも、去年からお父さんは変わった…。

一年前にお父さんが急に大事な話があると真剣なまなざしで言ってきた。

そして、話を聞くと再婚したい人がいると言ったのだ。

始めは戸惑った。でもここまでお父さん一人で私を育ててくれた。いくら恩返ししても足りないくらいに。だから私はお父さんの再婚を許したんだ。

それが間違いだった…。すべてこの決断から私は地獄に突き落とされたんだ。

それからお父さんは私が学校に帰ってきても玄関まで迎えにきて「おかえり」と言ってくれない。

リビングに入っても再婚相手のおばさんの隣から離れない。
話しかけても「うん」と言うだけで目も合わせてくれないんだ。

私は家に帰るのが大好きだった。帰ればお父さんが笑顔で迎えてくれる。
学校にいるよりも家でお父さんといる方が大好きだった。

でも…お父さんが再婚してからは家より学校で友達といるほうが楽になった。学校が終わると友達と買い物したりカラオケ行ったり、遊びまくった。
そして夜遅くなって、0時に帰るときもあった。
いつもは玄関で迎えてくれないけどその日だけはお父さんは玄関の前にいる。

すごく……睨んで…なにか、憎たらしいものを見てるかのように。

「どこ行ってたんだ!こんな夜中まで!心配するだろう」

私に怒ったことがなかったお父さん。
でも…今は…そんな目で…怒るんだね……。

なんでこんな生活になったんだろうね…。
私なんて…生きてる価値なんてあるんだろうか。

「うるっせなぁー!アンタなんかに関係ないだろ!!どうせ心配なんかしてないくせに!こんな日だけ父親面すんじゃねーよ!キモいんだよ!」

「いい加減にしろっ!心配してるに決まってるだろ!もう遅いから今日は寝なさい」

「あら、空ちゃん帰ってきたの?お父さんそんな怒らないでやってよー」

はぁー…。次は母親面したおばさんかよ…。

いちいち面倒くさい親だなぁ…。
愛してもない娘がどこへ行こうと勝手じゃん。

「なに?次は母親面?ハハッ…いい加減にしてよ」

「空ちゃん…」

「こら!空っ!お母さんに謝りなさい!!」

は?なんで私が謝らないといけないの…?

悪いのはこんな私にしたアンタらのせいじゃん…。

やっぱり…私の居場所ってないんだね……。
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