晴れのち雨

process



「ちょっとアオ聞いてよ〜!
彼氏が〜・・・マジあり得ない〜・・」


結衣が目の前で彼氏の愚痴を言い続けて、1時間が過ぎようとしていた。



ここは私の大学の食堂。
違う大学に通う結衣が、わざわざ会いに来てくれたのだ。




そうー

大学受験を無事に乗り越えて、私たちはすっかり華の大学生になっていた。



私は志望していた大学...先生達も通っていた大学に受かって、日々頑張っていた。





合格の結果を教えた時の悠ちゃん、

本当に...

本当に....

化け物みたいだった...!!

号泣しながら抱きつかれた時は...
もうね、うん。
恐怖しかなかったよね。


でも、自分のことのように喜んでくれて嬉しかったな。
< 149 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop