月夜に浮かぶ白雪桜

屯所

‥‥どのくらい、抱えられていただろうか?

男は、ある建物の前で止まった。

男「はいっ!と~ちゃく!」

そう言い、男は、やっと私を降ろしてくれた。

すとっ。

神(なんなんだよ。‥‥というか此処は何処だ?)

神羅が連れてこられたのは、一つの屋敷?だった。
そこの門に書いてあったのは、多分、

壬生浪組屯所。

‥‥多分なのは、昔の字は達筆だから。

まぁ、神羅は何でも読んだり、書いたりできるから、苦ではない。‥‥天才なのだ。

男「あっ!僕の後に付いてきてくださいね~☆」

そう言うと男は歩きだした。
‥‥神羅の手を掴みながら。

神『なぁ、手、放してくれないか?
意味分からん。というか放せ!』

男「えぇ~、いやですよ~♪」

神『何故だっ!』

男「だって、貴方、離したら逃げるでしょ?」

神『あたりま「じゃあ、だめでーす!
素直に付いてきてください!
 分かりましたか~★」はぁ‥‥』
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