初カレ
初キス
毎朝、潮風を浴びながら登校できるなんてなんて贅沢なんだろう。
あたしは今日も瑠海と話をしながら学校に向かう。



海を眺めると、波に乗ってるのは先輩。
…あたしの彼氏。



そう意識すると何だかほっぺたが熱くなる。



「あーっ!今日も先輩かっこいいなーっ!その先輩が夏帆の彼氏だなんて!」

「あたしも、実感わかない…」

「なぁに言ってんの!自信持ちなって~ぇ」



瑠海はあたしの背中をバシッと叩いた。
先輩は波と太陽の光に包まれて、眩しいくらいにキラキラしている。
そんな先輩を見ていると胸がドキドキ騒がしかった。
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