せっかく順番に揃えたプリントの束をぶちまけ、誰もいない廊下で溜め息をつく。


眺めていても元通りにはならないのにすぐ拾う気になれず、散らばった紙達をボンヤリと見つめていた。


この間からこんな失敗ばかり。


ようやく気を取り直ししゃがみ込んだ時、手元に影が落ち驚いて顔を上げると…


「ドジ」


優しく笑う彼が立っていた。