ももの天然水
たわいもない会話をしていると近づいてるく人影が見えた。

「翔先輩。」

「お、友哉。」

あ、この子。

さっきの……誰だっけ?

「水城友哉です。」

「あ、どうも。松…」

「松嶋先輩ですよね?」

「お、知ってんのか?友哉。」

「あ、さっき教えてもらったんで。」

「へぇ、あの紗優がねぇ~」

な、なに?!

「翔先輩、一緒にサッカーしますか?」

「おう、友哉。紗優と話してろ。」

「え?」

いやいや、うちも「え?」ですよ。

「じゃぁ、行ってくる。」


……なんか話題ないかな?

う~ん……。

「水城くんってさぁ、裏の顔あるでしょ?」

あ、変なこと言っちゃった。

「バレちゃった?」

え?

急に顔つきが変わった。

「紗優。」

……ほぇ?!

いきなり呼び捨て?

「誰にも言っちゃだめだよ。」

その時の彼は、どSの顔をしていた。
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