片想い




「じゃあ、気を付けて帰ってね。結果が分かったら、教えてね。」



駅前で、菜月は、涼子と別れた。



それから2日後、涼子がメールで妊娠3カ月であることを知らせてきた。平山さんもとても喜んでくれて、すぐにお互いの両親に挨拶に行き、了解が得られたら入籍をすることになった。







菜月は、自分のことは自分で解決しなきゃと思いながらも、問題に向き合えずにいた。



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