【BL】腐男子な俺の恋フラグ


しかし、それを止めたのは律だった。




「また今度で。じゃ」



「律!?」




まさかの俺でも抵抗出来ない腕力なんですけど!?




「律さん謝るから今だけはっ!!」



「五月蝿い。部屋へ帰ったら分かってるよな?」




うそん。


結局、見れなかった…
会長様の生キスがぁぁぁあ……




「――香川律にあそこまでさせる男、か…」


「警備隊も今日の奴らは一番強かったはずだが…」


「勿体無いよねーあの素顔見てないなんてー」


「正面でぶつかったの僕達だけだったからねー」




――生徒会がまさかこんな会話をしているなんて予想もしていない槙であった。
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