過去の夢と今の約束
プロローグ:始まりは一枚の紙に書いた言葉

小学校一年生の最初の授業。

出された課題は、将来の夢。

みんな、一生懸命書いているなか、私は何を書こうか決まらない。

正確には、自分には将来の夢と言うものが何なのかその時には解らなくて、書けなかった。




不意に近くの子が書いている文面が見えた。

書くことが無かったので、その子と同じ事を将来の夢として、提出した。




『ゆうくんとけっこんする』




それが、私の書いた言葉。
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