野獣に魅せられて・・・

正樹side

アメリカでの生活は、

寝る暇もないくらい忙しいものだった。

・・・

1.2時間睡眠を取れればいいほう。

でも、そのおかげで、

仕事だけを考えている事が出いた。

・・・・

「正樹先生」

「・・・久しぶりだな、潤也先生」

・・・

同じアメリカでも、

働く場所が違った為、

あまり顔を合わす機会がなかった。


「仕事の方はどうですか?」

潤也に聞かれ、

思わず苦笑い。


「寝る暇もないよ」

「・・そうですか」



「潤也先生は?」

「なんとかやってます」

「…未来さんとの結婚、おめでとう」

そうなのだ。

潤也と未来は、

こっちに来て、数か月後に結婚をした。

未来は、妊娠4か月。
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